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Folke談話と今週のまとめ

Category : diary
全学期からのクラスの担任が替わり、今学期からFolke Grauer というスウェーデンでの不動産売買において最も権威のある教授にお世話になることになった。最高裁で彼の著書を参照しないケースはないという。
今学期は前学期とは打って変わって、演習問題が全体の95%を占めるらしい。Folkeと初顔合わせの最初の演習の時間、特におしゃべりでもなさそうで、どこにでもいそうな感じのおじいさんは3時間中2時間、自分の人生について話した。
特に彼の代表著書で、今学期の教科書にもなる「Fastighetsköp(不動産売買)」について、1970年に土地を扱う法律の大改正があったとき、取り合えず学生向けに簡単な参考資料を作り、そのうち誰か専門家がいい本でも出すだろうと思っていたら、自分よりできるやつが現れなかった、から今や2007年に18版を出しました、と言っていた。ふうん、そんなもんなのか、でもまぁ、スウェーデンの規模だと専門家もあんまりいなそうだしね、とか思いながら楽しく聞いていた。終わったあと、クラスメートのクリスティーナ、19歳が、「私が生きている時代についてほぼ一言も触れてなかった。」と言っていたのが印象的だった。

学期のイントロダクションから、山積みの必須参考書を見せられ、「近道はありません。君たちはできるようになる、けれど時間はかかるし、かけなければならない」と叱咤激励され、Folkeも「毎日、もう少し勉強できた、すればよかったという、終わりなき罪悪感、後悔との闘い」と表現していたが、まさにこの一週間もその通りに過ぎていった。
昨日は学校が午前中で終わり、そのあと街でランチやらなにやらして帰る途中クラスメートを見かけ、「あぁ彼女は図書館に残って勉強したのかな」という考えがふと頭をよぎったら、それだけですごい罪悪感に襲われた。
途中まで受験生だった高校生のときも、そんな後悔を毎日いだいていたかどうかは覚えていないけれど、「昨日テレビを見すぎて予習をやっていないから、○○先生に殴られるかもしれない」という恐怖感はあったと思うが、無事バレずにすんだら胸をなでおろしていた程度だったと思う。

後悔、罪悪感はときにはプラスに働くかもしれないが、胃に悪い。
日本の受験生の胃が心配だ。
もう午後3時、私の胃もキリキリ痛み出してきた。



テーマ : 北欧
ジャンル : 海外情報

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プロフィール

おった

Author:おった
今年の頭に学生結婚を果たしました。その直後、旦那さんは日本へ1年間の留学へ。極地スウェーデンに残された日本人妻はしかし、将来生計をたてるべく、日々学業に励んでいます。
8月21日に青山でささやかな披露宴を開き、皆さんに祝ってもらってようやく夫婦の実感が湧いてきました。

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