
前回の日記に母がスウェーデンにやってきたことを書きましたが、昨日で10日間の滞在を終え、日本へ帰っていきました。
滞在中、イタリア三都市観光、ストックホルム観光、リンシューピン観光をやってのけ、慌ただしかったのは言うまでもありません。今回の旅はまさに移動の旅でした。このスケジュールを見事こなした母は、ちょっと驚きです。
そして母滞在中のヨーロッパは、寒気が訪れていて、イタリアも恐らく通常よりも気温はだいぶ低く、スウェーデンに至ってはところどころ大雪が降っていました。
出発前に、こっちはだいぶ暖かいよ~と聞いてきた母は見事に春の装いで、なんだか場違いの人みたいでした。
イタリアは、ちょうど2ヶ月前に行ったときとほぼ同じコース+ピサに行きましたが、前回よりも5倍くらい観光客が増えていて、何かちょっと居心地が悪かったです。という私も立派な観光客の一人なのですが..。
イタリアでまず驚いたことと言えば、母がレストランで料理を注文するとき、ウェイターに向かって「じゃ、これとこれとこれをください」と日本語でスラスラと注文したことでしょうか。
それを受けてイタリア語で返事をするウェイター。
当たり前のように会話が成立していました。
英語で注文して怪訝な顔をされる自分が馬鹿みたいでした。
どうやら新しい時代が来つつあるようです。
ストックホルム。
私はこの10日間で、3回もリンシューピンとストックホルムを往復するという、快挙を成し遂げましたが、改めてストックホルムは美しい街だなと思いました。


お勧めです。ストックホルム。
ちょうど母の滞在中、私のお気に入りの街、ヨーテボリでフィギュアスケートの世界大会が行われていました。昼間はほぼ観光していたのでテレビで見る機会もほぼありませんでしたが、そんなイベントもあったので、復活祭の間スウェーデンにはたくさんの日本人がいたのではないだろうかと思います。イケア、H&Mの進出等も含めてスウェーデンに注目が集まってくるのは嬉しい事には間違いないのですが、同時にちょっとつまらない気持ちになるのも正直なところです。北欧という、ちょっとまだよく知られていないレア感が好きな人も、私だけではないだろうと思います。
ところで、リンシューピン。
やっぱり家はいいね!
観光というと、美術館や、観光スポットに行くのが当たり前ですが、リンシューピンでは、スーパーに行ったり、”北欧の”家のソファにごろんと横になって意味不明な言語のテレビを見たり、シナモンロールを焼いて食べたりする楽しみがあります。
今回は観光メインの旅で実際家でゆっくりする時間は少なくなってしまったのですが、母は、もうちょっといたかったと思うくらいがちょうどいいのよと言って去っていきました。
あっと言う間だった母の滞在、反省点がたくさん残ったけど、楽しんでもらえて良かったです。
テーマ : 北欧
ジャンル : 海外情報